• すずきじゅんいち


    映画監督・映画プロデューサー・シナリオライター。
    元、立教大学、東京工芸大学講師。
    ニューヨーク大学院映画学科客員研究員。
    フイルムヴォイス 株式会社 設立者、初代社長、現取締役

    1952年

    神奈川県茅ヶ崎市に生まれる。
    その後、湘南高校を卒業し、東京大学に入学。

    1975年

    東京大学文学部卒業。日活に助監督として入社。
    神代辰巳、市川崑など25人の監督に助監督としてつく。

    1981年

    お盆公開映画「婦人科病棟」(にっかつ)で監督昇進。
    同作品で、おおさか映画祭新人監督賞受賞(当時の名称は、映画ファンのための映画祭り)

    1982年

    正月映画「宇野鴻一郎の濡れて騎る」(にっかつ)を監督。
    検察庁広報映画「私の一日レポート 検察庁日記」を脚本監督。
    映画「女教師狩り」(にっかつ)を監督。
    同作品で、日本映画監督協会の新人監督賞候補になる。
    この年は、受賞者なし。
    映画「お姉さんの太股」(にっかつ)を監督。

    1983年

    映画「宇野鴻一郎の濡れて学ぶ」(にっかつ)を監督。
    映画「ケンちゃんちのお姉さん」(にっかつ)をプロデュース。

    1984年

    にっかつ専属監督を離れ、フリーに。

    1985年

    「制服肉奴隷」(にっかつ)を脚本監督。
    お盆映画「令嬢肉奴隷」(にっかつ)を脚本監督。
    同作品はその年のにっかつ最大のヒット作になり、以後、肉奴隷シリーズが作られるようになる。

    1986年

    青年海外協力隊員として啓蒙映画製作のためモロッコに赴任。

    1987年

    モロッコより帰国。
    ゴールデンウイーク映画「妖艶肉縛り」(にっかつ)を監督。
    映画「偏差値H倶楽部」(にっかつ)を監督。
    映画「赤い縄 果てるまで」(にっかつ)を監督。
    この作品により、この年のロマン大賞監督賞を受賞。
    その他、撮影賞や主演男優賞、新人女優賞なども受賞している。
    正月映画「檻の中の欲しがる女たち」(にっかつ)を監督。

    1988年

    映画「マリリンに逢いたい」(松竹富士)を監督。
    この作品は観客動員250万人、興収40億円超の大ヒットとなる。

    1989年

    映画「砂の上のロビンソン」(ATG)を脚本監督。
    世界の映画祭に招待を受け、アジアオセアニア映画祭では、最優秀主演男優賞を受賞。

    1990年

    映画「ふたりだけのアイランド」(東映クラッシック)を脚本監督。
    この作品は、翌年公開され、邦画フリーブッキングで興行収入2億1千万円をあげるヒットとなる。
    文化庁からニューヨーク大学大学院映画学科に客員研究員として派遣される。

    1991年

    アメリカ映画、「In The Soup」(主演スティーブブシェミ、シーモアカッセル)を製作。_
    同作品は世界の映画祭に招待され、翌年のサンダンス映画祭グランプリ、及び審査員特別賞受賞。

    1994年

    日中シナリオシンポジウムの一員として中国を訪問。
    映画製作会社フィルムヴォイスを設立。
    映画「女帝」(KSS)を脚本監督。
    映画「温泉旅館の若女将」(エクセス)を脚本監督。
    これはいわゆるピンク映画と言うジャンルの作品で、超低予算の約400万円で35mm作品として作られヒットした。

    1995年

    自社製作第一弾映画「スキヤキ」(シネセゾン+フイルムヴォイス)を脚本、監督、製作。この作品はロンドン映画祭をはじめ、世界の映画祭に招待される。
    カンボジアでロケしたテレビドキュメンタリー「国際ボランティア最前線 プノンペン復興の中で」(MXTV)を脚本監督。

    1996年

    日米合作の松田聖子主演映画「サロゲートマザー」(東映)の原作、脚本。
    自社製作第2弾「秋桜」(エースピクチャーズ+映画センター)の原作、脚本、監督、製作。
    同作品は、世界の映画祭に招待され、アイディリーワイルド映画祭の最優秀作品賞を受賞。

    1997年

    ハリウッドロケしたテレビドキュメンタリー「ドリームメイカーハリウッド」「SFXハリウッド」(ともにMXTV)を脚本監督。

    1998年

    国際交流基金からインドネシアでの若手監督のセミナーのために派遣される。また日本映画祭の作品選定と講演を行う。
    ニュージーランドロケしたテレビドキュメンタリー「オークランド大停電」(MXTV)を脚本監督。

    1999年

    フィルムヴォイスの代表を退き、取締役につく。その他、関連2社の役員も兼務。
    野村万之丞 監督主演ドキュメンタリー映画「万歳楽」(コースケ事務所)の脚本、プロデュース。

    2000年

    アメリカ各地と高知ロケしたテレビドキュメンタリー「海の民 ジョン万次郎の旅」(MXTV)を脚本、監督、出演。
    立教大学と東京工芸大学の講師を務める。

    2001年

    自社製作映画「ひとりね」(アルゴピクチャーズ)を監督製作。
    映画「青空へシュート!」(放映プロ)を脚本監督製作。文化庁優秀映画に選ばれる。
    卓抜した芸術家として米国政府よりグリーンカードを受け、米国に移住。

    2002年

    ジャパンファンデーション主催の米国中部3州での自作上映会と講演を行う。
    ドキュメンタリー映画「藤田六郎兵衛 笛の世界」(フイルムヴォイス)をプロデュース。

    2003年

    ドキュメンタリー映画「能楽師」(パンドラ)をプロデュース。
    自作3本を集めた映画祭が1週間に渡りハリウッドで開催され、動員約2500名を集めた。

    2004年

    世界へ日本映画を配給する会社、イレブンアーツ株式会社をサンタモニカに設立。

    2005年

    全編英語のサイコサスペンスホラー映画『デスライド』を脚本、監督、製作。
    三島由紀夫を描いたドキュメンタリー映画『三島』(パンドラ)をプロデュース。

    2006年

    『デスライド』がアメリカ大手配給会社ライオンズゲートより『ホーンテッドハイウェイ』と改題され8月8日からDVDリリースされヒットする。

    2007年

    ミニテレビドラマシリーズ「LA BLUE」(UTB)を監督。
    イレブンアーツの会長職を退き、会社を譲りフリーランスとなる。

    2008年

    日系アメリカ人ドキュメンタリー長編映画を企画、脚本、監督。
    「東洋宮武が覗いた時代」(”TOYO’S CAMERA”)はリトル東京の日米劇場の20年間の動員記録を作る。

    2010年

    日系アメリカ人ドキュメンタリー長編映画を企画、脚本、監督「442 日系部隊」は日米で大ヒットを記録。マウイ映画祭観客賞を受賞。

    2011年

    ラスベガスでの442連隊の同窓会の講演会に呼ばれた時、交通事故で、救急ヘリで運ばれるような事態となり九死に一生を得る。

    2012年

    日系アメリカ人の三部作長編ドキュメンタリー映画の最終作「二つの祖国で 日系陸軍情報部」を企画、脚本、監督。
    6月に米国より日本に帰国。丸11年間の滞米生活を切り上げる。

    2013年

    これらの三部作映画で「山路ふみ子文化賞」「日本映画批評家大賞監督賞」を受賞する。
    世界初の茶道の長編ドキュメンタリー映画「父は家元」をプロデューサーとして製作。

    2014年

    映画「父は家元」がテアトル新宿など全国20カ所程の劇場で公開され、ヒットした。
    2本のドキュメンタリー映画「宮古島トライアスロン」と「和食ドリーム」を前者は総監督として、後者は企画、脚本、監督としてかかわる。
    また、久々の劇映画「クロスロード」のプリプロに入る。

    2015年

    映画「宮古島トライアスロン」と「和食ドリーム」が4月からテアトル新宿など全国20カ所程の劇場で公開される。
    また、フィリピンと岩手県吉里吉里などを舞台にした劇映画「クロスロード」が11月に新宿バルト9などで公開される。
    この作品は、自身も参加した青年海外協力隊の創立50周年を記念した作品でもある。

    主な作品

    映画「女教師狩り」(1982)
    (主演 風祭ゆき、石山雄大。脚本 斎藤博、撮影 前田米造)
    日本映画監督協会新人賞ノミネート。(この年は受賞者なし)

    映画「赤い縄 果てるまで」(1987)
    (主演 岸加奈子、阿部雅彦。脚本 石井隆、撮影 水野尾信正)
    ロマン大賞監督賞受賞、撮影賞、主演男優賞、新人女優賞受賞。

    映画「マリリンに逢いたい」(1988)
    (主演 加藤昌也、安田成美、三浦友和、春川ますみ、石野真子、 石野陽子、 河原崎長一郎 。脚本 野沢尚、撮影 鈴木達夫)
    文部省選定。250万人動員の大ヒット。

    映画「砂の上のロビンソン」(1990)
    (主演 大地康雄、浅茅陽子、小沢昭一、森本レオ、高橋ひとみ、長門裕之、石橋蓮司。自筆脚本、撮影 鈴木耕一)
    アジアオセアニア映画祭、主演男優賞受賞。

    映画「インザスープ」(1991)
    (主演 スティーブブシェミ、ジェニファービールス、シーモアカッセル、ジムジャームッシュ)
    ベネチア映画祭招待作品、サンダンス映画祭グランプリ。

    映画「ふたりだけのアイランド」(1991)
    (主演 中川安奈、荒井紀人、ジョニー大倉、増田恵子、裕木奈江、入江若葉。脚本自筆 撮影 姫田真佐久)
    フリーブッキング興行収入10位。約2億1000万円を上げる。

    映画「スキヤキ」(1995)
    (主演 関谷由香、理香、左幸子、川地民夫、宍戸開、見栄晴、川原さぶ 脚本自筆。)
    ロンドン映画祭などに招待される。

    映画「秋桜」(1997)
    (主演 小田茜、松下恵、宍戸開、夏木マリ、山岡久乃、宍戸錠、川地民夫、榊原るみ。脚本自筆。)
    文部省選定、厚生省など推薦多数。
    アイディルワイルド映画祭グランプリ受賞。

    映画「青空へシュート」(2001)
    (主演 宍戸開、榊原るみ、榊原めぐみ、柏木由紀子、ダンカン、ダンプ松本。脚本自筆。撮影 長田勇市)
    文部省選定。文化庁優秀映画。
    諸事情により、すずき唯一の劇場未公開作品となる。

    映画「ひとりね」(2002)
    (主演 榊原るみ、高橋和也、米倉斉加年、余貴美子、榊原めぐみ。

    脚本 馬場当、撮影 長田勇市)
    日本とアメリカで公開される。

    映画「東洋宮武が覗いた時代」(2008)
    日米合作ドキュメンタリー映画。
    880席の日米劇場20年の記録を破る一日当たりの動員記録を作る。(1日で約2500人動員)

    映画「442 日系部隊」(2010)
    日米合作ドキュメンタリー映画。

    映画「二つの祖国で」(2012)
    日米合作ドキュメンタリー映画。
    この作品など3部作映画で、山路ふみ子文化賞、日本映画批評家大賞を受賞。

    過去34年間の監督生活で、27本の劇場用映画を監督し、13本のプロデューサー、16本の脚本を担当した。
    その他テレビドキュメンタリーなど多数を構成演出している。

    妻は女優の、榊原るみ。
  • 榊原るみ
    生年月日 1951年3月5日
    出身地 東京都渋谷区
    身長 159センチ 体重 43キロ
    特技 お掃除。

    夫は映画監督のすずきじゅんいち。
    娘は、女優の松下恵。
    3歳より雑誌のモデルとして活躍する。
    特にテイーンの時、少女雑誌の表紙のモデルとして皆に知られる。
    17歳の時「台風とざくろ」でテレビに初出演。
    1971年、20歳の時「帰ってきたウルトラマン」(TBS)においてウルトラマンの恋人役で注目される。
    「気になる嫁さん」(日本テレビ)の主演で「お嫁さんにしたい女優ナンバーワン」と言われた。
    その後、松竹と専属契約を交わし「望郷」(監督 大嶺俊順)で映画初主演。
    続いて「男はつらいよ 奮闘編」(監督 山田洋次)に7代目マドンナとして出演する。
    この年の活躍で、日本映画テレビ製作者協会の新人賞を受賞する。

    その後、40年に渡り、映画、舞台、テレビ、コマーシャル、講演、など様々な分野で活動を続けてきた。
    2001年にはグリーンカードを取得し、カリフォルニアに住み始めたが、2012年帰国した。

    著書に、「熱情 天使の反撃」(96年一葉社)、「榊原るみの お掃除しましょ」(99年講談社)、「榊原るみの お片づけしましょ」(01年講談社)がある。特に前書は「お掃除本」としては10万部以上の売行きを示し、台湾でも中国語翻訳版が出版された。
    また、夫との共作で「東洋おじさんのカメラ」(09年小学館)を作った。
    またボランテア活動として「絵本の読み聞かせ」を、小学生対象に10年ほど続けてきた。
  • ジュピター
    生年月日 2008年5月15日
    女の子みたいな男の子
  • 松下 恵
    生年月日 1981年1月16日
    出身地 東京都渋谷区
    特技/資格 ピアノ、書道、日本舞踊、声楽 /普通自動車免許

    11歳の時、母親である榊原るみと共に出演した旅番組をきっかけに、ホリプロにスカウトされる。
    1993年、東芝日曜劇場「課長さんの厄年」TBSにて 萩原健一さんの娘役でドラマデビュー(12歳)。
    その後「3年B組金八先生第4シリーズ」(95)の学級委員長 伊丸岡ルミ役。「暴れん坊将軍」(00)で大岡越前の姪役。映画「秋桜COSMOS」(97)(すずきじゅんいち監督)に主演。舞台「ピーターパン」(親子共演.97)ウエンディ役。
    「にごり江」(98)で「たけくらべ」美登利の役(蜷川幸雄演出)。CM「日本生命」「大正製薬パブロン鼻炎カプセル」など。
    その他、母娘でのバラエティ番組や旅番組に多数出演。
  • 2015年

    「和食ドリーム」

    企画脚本監督:すずきじゅんいち
    プロデューサー:寺坂重人
    ナレーション:ヘレン・オオタ
    音楽:松本晃彦
    出演:金井紀年、村田吉弘、佐竹洋治、
    今田景久、松久信幸、上地勝也、
    デイヴィッド・ブーレー、タイソン・コール、
    ジョエル・ロブション
    日米合作|カラー|5.1 CH| DCP|107分
    概要:和食が世界遺産に選ばれ、そして
    世界は今、和食ブーム。各地の現状と
    その歴史を描写。

    2015年

    「宮古島トライアスロン」

    製作:鈴木隆一、総監督:すずきじゅんいち
    監督脚本編集:高野裕規、音楽:下地暁
    ナレーション:池田秀一
    出演:角田 尚子、石井 麻実
       石川 智紀・敦子、酒井 絵美、安倍 昭恵

    概要:90分・DCP・カラー・5.1ch
       競技のすべてと、そこに至るまでの
       出場者たちを描いた記録映画

    2014年

    「父は家元」     プロデュース作品

    製作:鈴木隆一、監督 脚本 編集:高野裕規
    撮影:本間秀幸、ナレーション:小堀優子
    出演:小堀宗実、小堀優子、坂東三津五郎
        小堀正大、熊倉功夫、松岡正剛
    概要:91分・DCP・カラー・5.1ch
       「綺麗さび」で知られる日本のレオナルド
       ダビンチ小堀遠州の13代目家元、小堀
       宗実の活動を描く世界初の茶道長編。
    特徴:難しいジャンルの映画にも拘らず、興行
       的にも成功し、全国で上映となった。

    2012年

    「二つの祖国で・日系陸軍情報部」

    特別協賛:ポールテラサキ
    プロデューサー:寺坂重人、 音楽:喜多郎
    出演:ハリーアクネ、グラントイチカワ
        ドンオカ、タケジロウヒガ、ヒトシサメ
        シマ
    概要:100分・DCP・カラー白黒・ステレオ
        米国でも長期間秘密情報部員と言う事
        で、極秘事項だった日系アメリカ人兵士
        の実態を描いた三部作最終映画
    特徴:山路ふみ子文化賞、日本映画批評家
        大賞ドキュメンタリー映画監督賞受賞

    2010年

    「422 日系部隊・アメリカ史上最強の陸軍」

    後援:日米メディア協会(朝倉巨瑞)
    撮影:小渕将史、編集:水原徹
    出演:ダニエルイノウエ、スティーブシミズ
        ヒガタケジロウ、テッドツキヤマ、ロ
        ーソンサカイ
    概要:97分・ブルーレイ・カラー白黒・ステレオ
        日本人の血筋という理由で強制収容所
        に入れられ、それにも拘らず、米国への
        忠誠を示そうと出征した兵士たちの物語
    特徴:マウイ映画祭観客特別賞受賞、東京映画
        祭招待作品。日米で大ヒットを果たす

    2008年

    「東洋宮武が覗いた時代」

    協賛:ジョージアラタニ
    資料提供:東洋宮武スタジオ、国立公文書館
    出演:アーチーミヤタケ、ジョージタケイ
        ダニエルイノウエ、アイリーンヒラノ
    概要:98分・ブルーレイ・カラー白黒・ステレオ
      戦時中に日系人強制収容所に入れられた
       写真家東洋宮武を中心に描く日系人の物
        語。マイクシノダがエンドソングを歌う。
    特徴:芸術文化振興基金、国際交流基金助成
        映画。日系史三部作映画の第一作

    2001年

    「ひとりね」

    脚本:馬場当、撮影:長田勇市、編集:今井剛
    美術:岩城南海子:助監督:金丸雄一
    出演:榊原るみ、米倉斉加年、余貴美子、 高橋和也、風祭ゆき、 榊原めぐみ、内海桂子
    概要:89分、35mm、モノクロ、ビスタ、モノラル
    人の老い、孤独、性、そして愛のさまよいを、
    一人の女性の潜在意識を通じ描いたモノク
    ロ映像美の作品。
    特徴:日米同時期に公開される。

    2001年

    「青空へシュート!」

    脚本:すずきじゅんいち、プロデューサー:小杉哲大
    撮影:長田勇市、美術:丸山裕一
    出演:宍戸開、榊原るみ、榊原めぐみ、柏木由紀子、ダンカン、ダンプ松本
    概要:98分、35mm、カラー、ビスタ、モノラル、2001
    ダメ少年が集まったサッカーチーム“ラ
    スカルズ”を通じ、ダメ少年たちの友情や
    成長を、二枚目ダメコーチを通じて描く。
    特徴:文部省選定。文化庁優秀映画。しかし、諸事情で、すずき唯一の劇場未公開作品

    1997年

    「秋桜」

    脚本:すずきじゅんいち、小杉哲大
    撮影:田中一成、美術:稲垣尚夫、音楽:佐村河内守
    出演:小田茜、松下恵、宍戸開、夏木マリ、山岡久乃、宍戸錠、川地民夫、榊原るみ
    概要:104分、35mm、カラー、ビスタ、ドルビー
    福島県本宮青年会議所の依頼により製作
    された作品。エイズにかかり帰郷した一家
    と、その地区の差別と和解の物語を、二人
    の女子高生の友情を通じて描いた映画。
    特徴:文部省選定、厚生省など推薦多数
    アイディリワイルド映画祭グランプリ作品

    1995年

    「スキヤキ」

    脚本:すずきじゅんいち、小杉哲大
    撮影:奈良一彦、音楽:茂野雅道
    出演: 関谷由香、理香、左幸子、川地民夫、 宍戸開、見栄晴、川原さぶ
    概要:95分、35mm、カラー、ビスタ、モノラル
    横浜伊勢佐木町で洋食屋を営む双子の姉妹と父、痴呆の祖母の一家と船員やコックなどを、心温かに見つめた静謐な作品。
    特徴:日本映画界初の出演者スタッフが出資者役割も。ロンドン映画祭等に招待される

    1991年

    「ふたりだけのアイランド」

    脚本:すずきじゅんいち、撮影:姫田真佐久
    美術:山崎輝、音楽:津田治彦
    出演: 中川安奈、荒井紀人、ジョニー大倉、増田恵子、裕木奈江、入江若葉 概要:98分、35mm、カラー、ビスタ、モノラル
    新婚旅行に沖縄の果ての無人島へ妻へのサバイバル訓練を兼ねて出かけた夫婦の物語。実話を基に映画化された。
    特徴: フリーブッキング興行収入10位。
    約2億1000万円を上げる

    1992年

    「インザスープ」

    コーエグゼクティブプロデューサー:すずきじゅんいち、監督:アレキサンダロックウエル
    出演: スティーブブシェミ、ジェニファービールス、シーモアカッセル
    概要:93分、35mm、モノクロ、ビスタ
    NYインディーズ映画の伝統を引き継ぎ日本の資本と監督の保険金で製作されたサンダンス映画祭グランプリ受賞作品
    特徴:ベネチア映画祭招待作品。スティーブブシェミの本格的主演第一作。

    1989年

    「砂の上のロビンソン」

    脚本:すずきじゅんいち、撮影:鈴木耕一
    照明:加藤松作、音楽:二橋潤一
    出演: 大地康雄、浅茅陽子、小沢昭一、森本レオ、高橋ひとみ、長門裕之
    概要:105分、35mm、カラー、ビスタ
    豪華なモデルハウスにモデル家族として住んでくれたら、その家を差上げると言う広告に応募した家族の悲喜劇。
    特徴:アジアオセアニア映画祭、主演男優賞受賞作品。
    各地の映画祭に招待される

    1988年

    「マリリンに逢いたい」

    製作:奥山和由、脚本:野沢尚、撮影:鈴木達夫
    照明:水野研一、美術:丸山裕一
    出演:加藤昌也、安田成美、三浦友和、春川ますみ、石野真子、石野陽子、 河原崎長一郎
    概要:112分、35mm、カラー、ビスタ、ドルビー
    隣の島の恋人犬マリリンに逢いに行くため3kmの海を泳いで行くシロの実際の物語を基に作られた夏休みファミリームービー
    特徴:文部省選定。
    250万人動員の大ヒット映画

  • suzuki@suzukijunichi.com
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